【検証】せっかく来たのに入れない!?甲子園の当日券が取れないってほんと?
第100回記念大会を迎えた高校野球。
僕は下手の横好きという感じなのですが、中学のときに野球をやっていたこともあり、野球を観るのが結構好きです。
そして、先日、2年ぶりに甲子園に行って来ました。甲子園に観に行くのは、今回で4回目なのですが、1つ問題がありました。それは、
「当日券売り切れってツイッターで見たけど、入れるの?」
すなわち、甲子園に入場できるの?という問題です。
確かに、始発で行くとか、前夜から並ぶとか、甲子園には行列と長い待ち時間のイメージがあります。
ここまでくると、「いやいや、お前4回目だろ?さすがにそこらへんは心得てるんじゃないの?」なんてヤジが飛んで来そうです。
しかし、そう思ったのにもいくつか理由があります。
2018年の甲子園には入場できないと思った理由
⒈ 第100回記念大会である
メモリアルな大会ということもあり、例年より人が集まるのでは、と思いました。かつ前回行った二年前に比べて、熱闘甲子園やアメトークの尽力もあって、高校野球というコンテンツへの人気が高まってそうだなぁと。
⒉ お盆だった
行こうとしていた日はド平日の月曜日だったので、余裕だとたかをくくっていました。しかし、よくよく考えてみると、平日は平日だといってもお盆。忙しい社会人の方々も、仏教徒か否かに関わらず休む日。大学院生の弊害が出てしまいました。お盆休みならむしろ人が多いかもしれない…
⒊ 外野席も有料になった
これまで甲子園に行った3回とも、最初は、無料の外野席で様子を見て、そこから試合終わりにアルプスや内野へと移動するというような戦略で甲子園を観戦して来たのですが、今年から外野席も有料になったらしい。これは本当に入場できないのではないか…
この三点に加え、第一試合に名門、大阪桐蔭が出る日だったことも不安要素ではありました。ツイッターで「甲子園 当日券」と検索をかけると高額転売や、入れないから日吉食堂で時間潰したとか、記念館行って帰って来たというようなツイートが散見されます。まじか。
京都から行こうと思っていたので、阪急と阪神を乗り継いで一時間半ほどかけて向かったのに、入れなかったらどうしようと思いながら向かいました。
当日どうなったの!?
まず、行ったのは大会9日目(8月13日)です。カードは、
第一試合:大阪桐蔭 VS 沖学園
第三試合:近江 VS 前橋育英
でした!
ドキドキしながら甲子園駅に向かいました。11時過ぎに、甲子園駅に到着しました。始発組なんてワードも飛び出るイベントにしては生ぬるい到着時間ですよね。朝は用事があったんです。
そして、駅に降り立った僕の目に飛び込んで来たのはこんな光景でした
こちら!
「え!?無理くない…?」
第一試合と第二試合の合間に着いたこともあって激混みでした。
やはり、生半可な気持ちでは訪れてはいけない場所になってしまったのか…甲子園…
近くまで行ってみると、この列は、内野特別自由席と、外野自由席みたいです。
そして、外野席、内野席共に完売しております〜とのアナウンスが甲子園の周囲にこだましています。まさに地獄。
で、多少心を折られながらも、三塁アルプス席(800円)に並びました。
確かに、早朝に第一試合の分は完売するのですが、甲子園では試合毎に追加販売が出るんです。用事があったり、暑かったりして途中で出る方も多いですからね。
外野の方が牌は多いのですが、その分列も長かったので無理かな。一塁アルプス席は関西の近江が出るので人が多いかな。そう考えた結果、三塁アルプス席に。
第一試合、大阪桐蔭の勝ち上がりが決まると、追加販売が可能です、とのアナウンスが。追加販売自体も絶対じゃない(空きがでないとやってくれない)ですからね。ありがとうございます。列が動き始めます。上から見たら大蛇がうごめいているように見えたと思います。ほんまに蛇行がすごいんです!
しかし、第一試合の終盤に並び始めたペーペーに甲子園は厳しく、券は買えませんでした…販売終了の赤文字が電光掲示板に出た時の絶望感ったらないですね。
あーはぁ、並んでいる全員がため息をこぼします。
第二試合を見れる可能性はゼロに…
ただせっかく来たので、第三試合は見よう、ということでそのまま列に並んでいました。周りも座り始めたので楽でした。レジャーシートは持って来ればよかったかな。
で、同伴者に昼ごはんの買い出しを頼みました。第二試合はラジオ観戦か…金属バットにボールが当たるカキン音とか試合開始のサイレンぐらいは聞けるかなと思っていたのですが…全く聞こえない!蚊帳の外でした!
ツイッターをみると転売情報で溢れています。外野自由席、一万円で買います!なんてツイートも。これが市場の恐ろしさか…!
おそるべし甲子園の防音設備…近そうでまだ遠い…
しかし、買い出しに行った際、外野自由席の販売をやっていたとの情報が。もう席種に関係なくとにかく甲子園の中に入りたいという気持ちが高まっていたので、外野自由席の方を見に行きました。
すると、「外野自由席今すぐ入れます」とのアナウンスが…!半信半疑で並んでみると、本当に外野自由席の当日券を買うことができました!甲子園の歓喜!
で、
これです。青空と甲子園の相性は最高ですね。
水を飲みながら座っているだけでもしんどいのに、そんな環境の中プレーをしている選手への畏敬の念が溢れて来ました。結局第二試合の中盤から観ることができました。第二試合も第三試合も接戦で観ていてハラハラドキドキでした。
日の方は横からさして来る感じです。正面から光があたる三塁アルプスよりよかったかも。
まとめ
結論…席種を選ばなければ、甲子園は昼前のゆっくりとしたスタートでも、お盆でも、比較的人気なカードがあっても観ることができる!
一回の経験でものを言うのもなんですが、外野自由席は入れると思います!観戦中も周りに比較的空席があったので!
一人五枚まで買えることもあって転売屋も暗躍していますが、正規の値段でも十分買えます。転売の誘いにのる前に、アナウンスに耳を傾けて歩き回るのがおすすめです!
甲子園側には転売対策をしっかりとしてほしいですね!宇多田ヒカルレベルとまではいわないですけど!
甲子園に行くか迷っている方はぜひとも行って観ることをおすすめします!
テレビ越しに観るより、試合の流れを感じられます。負けているチームがチャンスを迎えたときなど、本当に逆転を期待する雰囲気がありますよ!
また!